Leica M typ262

M型ライカだけでいいかなと...[3本のMマウントレンズ]

2022年もあっという間に一カ月がたってしまいました。

そして、その一カ月の間に新しいレンズを2本も購入してしまいました。

2022年に購入したレンズ

1本目のレンズは、前回のブログで紹介した宮崎光学の「MS-Optics HISTRIO-PROT M40mm F6.3 MC」です。

宮崎光学の世界「MS-Optics HISTRIO-PROT M40mm F6.3 MC」を購入

2021年12月30日、いつものようになんとなくマップカメラのサイトでライカのレンズなどを検索してい ...

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そして、2本目が1970年代の終わりに新しい設計思想をもとに開発された、第3世代の「Elmarit28mmF2.8」です。

第3世代の「Elmarit28mmF2.8」に関しては「ElmarーM50mmF2.8」とマイクロフォーサーズ用のレンズをマップカメラの下取り交換システムを利用して入れ替えました。

2本のレンズを下取りに出した理由は、ちょうどマップカメラで【下取り15%アップ】キャンペーンを行っていて、下取りに出した2本のレンズ共に買った時の値段とほとんど変わらない価格だったので、前から欲しかった広角の「Elmarit28mmF2.8」に入れ替えたって訳です。

第3世代の「Elmarit28mmF2.8」

「Elmarit28mmF2.8」に関しては、第1世代から現行品まで大まかに5種類に分けることが出来ます。

第3世代は、ライツの新しい経営構想により【ニュージェネレーション】と呼ばれていて、ストレートな鏡胴でとてもシンプル。専用のレンズフードもプラスティック製で鏡胴先端のピンにフードの溝を合わせてロックする変わった仕様で、ライカのレンズにしては少しチープな造りかもしれません。

「Elmarit28mmF2.8」 は【くびれ】があるデザインと柔らかい描写の初代や第2世代前期型の人気が高いようで、現在は結構なお値段です。

第4世代からは軽量コンパクトで描写も現代的ですが、それは第5世代の現行にも引き継がれています。現行のライカレンズとしてはお財布に優しいレンズだと思います...あくまでもライカのレンズとしてはの話ですが!

第3世代「Elmarit28mmF2.8」の作例

「M typ262+Elmarit28mmF2.8」で撮った作例、JPEG撮って出しです。

第3世代の描写は、ニュートラルな発色で現代的でありながらも階調豊かで、どこか柔らかさも残したレンズだと思います。

最初は、もう数万円プラスして第5世代の現行品を買おうかとも思いましたが、私としては第4世代や現行品は高いコントラストが気になるのとシャープ過ぎる気がしたので第3世代に決めましたが、結果は大正解でした。

一般的には、球数も多い第3世代が一番人気無いみたいですが、個人的にはプラスティックフードもシンプルなデザインもGoodです。

七工匠「7Artisans 50 F1.1」

「7Artisans 50 F1.1」は、やっぱりライカで明るいレンズを使ってみたくて購入してみました。

【Noctilux】の1/20、【Summilux】の1/10で購入できるレンズにしては、悪くないと思いますよ。

レンズのマウント部や外装の造りも決して悪くありませんが、絞りにクリック感が無いのが私としては残念なところ...

「7Artisans 50 F1.1」 の作例

4枚目と5枚目が開放F1.1で撮った画像ですが、もうピント薄って感じで最高に楽しいです。

そうそう、あとこのレンズの良い所は最短撮影距離が0.7mってところ。比べるのもでもありませんが、ライカの【Noctilux】の最短撮影距離は1mだし【Summilux】も第2世代までは1mで第3世代からようやく0.7mmにバージョンアップされました。

最短撮影距離の30㎝って、5枚目のようなテーブルフォトを撮ったりするときに結構きいてきちゃうんですよね~!

宮崎光学「MS-Optics HISTRIO-PROT M40mm F6.3 MC」

2021年の12月30日の晩にマップカメラで注文して、2022年の元日に届いたなんとなくめでたいレンズです。

とってもコンパクトで軽いので、M型ライカにつけて首からカメラをぶら下げて歩いていても全く苦になりません。

よく、暗いレンズは良く映るとか言うけど、このレンズもそんな感じですかね...私としては?

「MS-Optics HISTRIO-PROT M40mm F6.3 MC」の作例

宮崎光学の「MS-Optics HISTRIO-PROT M40mm F6.3 MC」は、2群4枚レンズのため抜けが良く、スナップに適していると思います。

非常にコンパクトなレンズですから、フルサイズにしては軽量なM型ライカに取り付けると素晴らしいストリートスナップカメラの完成です。

F8~F10でゾーンフォーカスやパンフォーカスを維持し、昼間に迅速スナップを楽しむとクセになります。

カメラへの思い

今回は、タイミングよく2022年に入ってから購入したレンズ2本と普段使っている七工匠の50mmレンズの3本を簡単に紹介してみました。

レンズを購入する時って当然そのレンズの描写も気になりますが、特に最近私はレンズのデザインを以前よりも重視するようになりました。このカメラにはどんなレンズが似合うかなーとかレンズフードのデザインは~とか考えたりしながら日々暮らしています。

あ...それと最近、カメラはM型ライカだけでいいかな?とも思っていて、これまでは一眼レフかミラーレスも一台は無いと望遠やマクロ撮影、そうそうあとは動き回る愛犬を撮りたい時にレンジファインダーカメラではちょっと厳しいなって思っていたのですが、レンジファインダーでも絞り等の調整次第でまあまあ撮れないこともないなって思ってきています。まあ、ガチピンは難しいですが...

あと花等のマクロ撮影に関しては、クロップやトリミングである程度対応すれば私は問題ないしって感じ。問題は望遠でしょうか...。

今持っているライカMマウントのレンズでは中望遠の「Elmarit90mm」がありますが、やっぱり90mm以上になるとレンジファインダーカメラで使うには難しくなりますから、そのあたりを如何しようかなって思います。まあ、まだニコンの一眼レフとレンズが何本か残してあるのでゆっくり考えたいと思います...すぐ気が変わったりしちゃうしな (笑)

あぁぁーでも、やっぱり「7Artisans 50 F1.1」が凄く楽しいレンズだからこそ、中華レンズじゃなくてライカ純正の明るいレンズが欲しくなってきちゃいました。【Noctilux】とは言わないが【Summilux】が欲しいです!

【Summilux】ってデザインは第1世代や第2世代がいいんだけど、両方とも最短撮影距離が1mだし最短撮影距離が0.7mになった第3世代と現行品はフード組込になっていてデザインが好きになれないし、結構、最短撮影距離も0.7mでF1.2の「Voigtlander NOKTON 50mm F1.2 Aspherical VM」あたりが私には無難なのかな?

-Leica M typ262