皆さん、こんにちは✨😃❗
ついに、DT200WRの燃料タンクをヤマハWR400Fのタンクに交換する作業が、ほぼ終了したのでお伝えします。
こちらが、タンク交換の初回記事です⇩
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ヤマハDT200WRの燃費とタンク交換の話
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前回は、WR400FのタンクをDT200WRの車体に取り付けたところまで終了していますから、今回は、【タンクのリヤ側ステー自作】と【シート加工】の話です。
タンクのリヤ側ステーの自作
今回、僕がステーに使用した材料は、厚さ2mmのカイダック板です。

このあたりの説明は、少し駆け足で紹介していっちゃいますね。
先ずは、現物合わせで寸法を決めてカイダック板をカットし、画像のような穴を開けました。

そして、開けた穴をリューターを使って広げていき、DT200WRのタンクゴムパットの楕円形の部分にピッタリ合うよう加工していきます。
このような作業は、時間をかけて慎重にすすめていきます。

こんな感じにピッタリ合うようにしました。
これが、フレーム側の取り付け部分です。

WR400Fのタンクは、たしか画像にあるタンクのビス部分にゴムバンドで固定されているはずです。
僕は、そのビスにカイダック板をこのように引っ掛けて固定してみました。
2mmと比較的薄いカイダック板を使ったのも、画像のように板をしならせて使うために選んだ厚さです。
カイダック板はしなりに強く加工しやすいので、僕は大好きな素材です。
フレーム側の取り付けボルトに使うワッシャーに、手持ちでちょうど良いサイズの物が見つからなかったので、とりあえず画像のステーで代用しました。後日、ワッシャーを購入し交換予定です。

これで、ヒューエルタンクが車体にしっかり取り付け出来ました。
僕が使った、2mm厚のカイダック板です
シート加工
続いて、ちょっと苦戦しそうなシート加工です。
先ずは、タンクがしっかり固定できた車体にDT200WRのノーマルシートベースを乗せてみます。
ヤマハDT200WRのシートは、元々ヒューエルキャップの所までシートがきていて、タンクキャップをよけるように円形状になっていますが、今回取り付けたWR400Fのタンクは、なんと言うか普通の形状をしていますので、WR400Fのタンク形状に合わせて加工していきます。

シートベースの加工
早速、シートベースをWR400Fのタンク形状に合わせてカットしていきます。
前側部分は、DT200WRに比べてWR400Fの方がシートがかぶさる部分が狭くて短いので、カットしていきました。

カット方法は、Pカッターと普通のカッターを使って行いました。

サイドの切断が終了しました。

前方のいらない部分も思い切って切断します。

この状態で、再度車体に乗せてみます。
幅は、これで終了です。
こんな感じ!

先端部分は、タンクに合わせてマジックで印を書いておきます。

この状態で、シートベースの爪を何とかフレームに引っ掛けることが出来ました。
ちょっとひと安心ですね。

シートスポンジの加工
シートベースの先端部をカットし終えたら、シートスポンジの加工に移ります。
加工済みのシートベースに合わせて、スポンジをカッターでカットしていきます。

はい、こんな感じです。

続いて、硬めのワイヤーブラシでスポンジの形を整えていきます。
この作業は、僕が高校生の時にスクーターのシートをあんこ抜きした時以来です。実に約30年振りの作業で上手くいくか心配でしたが、調子よく進んで楽しかったですよ!

ワイヤーブラシで少しずつスポンジを整えていきます。

スポンジシートサイドをカッターでカットした所も、こんな感じで角を丸めていきました。

何とか形になりました。
スポンジシートの加工も無事完成です。

シートカバーの張替
次は、タッカーを使ってシートカバーを張っていきます。

僕が購入したタッカーは、これ
先ずは、形状を変更していない後ろ側から張っていきます。
購入したタッカーには、長さ12mmの針(ステーブル)が付属していましたが、シートスポンジの薄い箇所は針の先端がシートから飛び出てしまう可能性があるので、6mmの針も別に購入し、スポンジの薄い箇所は6mm針を使いました。

シートカバーを引っ張りながら、徐々に前側に移動していきました。
シートベースを切断した分だけシートカバーも余るので、シートベースの形状に合わせカットします。

前側もこんな感じで、満遍なくタッカーでステーブルを打っていきます。

シートカバーも無事に張り終わりました。
今回は、安価なタッカーを購入しましたが、意外に上手く使うことができましたよ!
まあ、数回に一回くらいで針が真っすぐに刺さらず、打ち換えながら使いましたが...(笑)

完成でーす。
やった~

加工した前側も結構良い感じです。

加工したシートの取り付け
ついに加工が完成したシートを車体に取り付けてみますよ!
ジャジャーン!!
先ずは、前側の画像です。おぉぉ…いい感じ。

タンクとの形状もまあまあぴったしカンカンです。

ちょっとシートにシワがよってしまっていますが、数日様子を見てシワがとれていないようなら張り直しですね。

シュラウドの取り付け加工に関しては、この記事です ⇩
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DT200WRにWR400Fのポリタンクを付ける話
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ジャジャーン!完成でーす。
僕のDT200WRも結構ヤマハブルーのイメージに近づいてきましたよ!

まとめ
最初にタンク交換に挑戦する記事を書いたのが2018年10月11日ですから、完成までに半年以上かかってしまいました💦
当初は、2カ月くらいでちゃちゃっと終わらす予定でしたが、 こんなにかかってしまいました。反省です…
それでも、思っていたよりシート加工が上手く行ったので自己満ですが、大成功だと思っています。
あとは、ラジエターリザーブタンクの取り付けとワッシャー交換等を行えば完璧です。
数日後、DT200WRを確認するとシートのシワは殆どなくなっていました。
でも、シートカバーの張具合が若干ゆるいので、時間がある時に張り直したいと思います。

これで12リットルタンク仕様になったので、200キロを無給油で走り切ることも可能になりました。

今回は、以上でした。