昨年の5月にフラットバーからドロップハンドル化した僕のトランジットライトなのですが、どうしても好みのポジションにならなくて、20~30キロ位走ると首や背中が疲れてしまいます。
本当はハンドルをもう少し高くしたいのですが、スレッドステムは既にできる限り高い位置にセットしてあるので部品を交換しないと変更できない状況...
まあ殆ど街乗りしかしないので、やっぱりドロップハンドルより以前使っていたフラットバーに戻した方が良いのかなって考えたのですが、やはり以前もポジションが気に入らなくてドロップハンドルに交換したので、今回は現在のスレッドステムをアヘッド化し、なおかつハンドルを「ライザーバー」に交換しようと思います。
アヘッド化することでハンドル位置の調整幅を広げて、最適なポジションを探ってみようと考えています。
「ライザーバー」とは?
MTBやクロスバイクに良く使われる「ライザーバー」とは、ほぼ真っ直ぐなフラットバータイプのハンドルに対して曲がりがあり、握り部分がハンドル中心より高くなっていて手前に曲がっているのが特徴で、前傾がきつくないポジションで自転車に乗ることができます。
用意した「ライザーバー」とその他のパーツ
「ライザーバー」はAmazonでとりあえず安価なものを購入し、その他のパーツもメルカリ等でなるべく安価な新品を購入してみました。
トランジットライトのスレッドステムをアヘッド化するには、ある程度長さがあるコラムポストが必要になりますが、意外に長いコラムポストが中々見つからない...
そして苦労して見つけたのが、NITTOの【MTC-024】と言う物なんですが、どのサイトも見ても売り切れ状態じゃないですか(涙)結局ヤフオクで未使用品を見つけて購入しました。
ブレーキレバーとグリップは、とりあえず以前使っていた物を再利用します。
僕がAmazonで購入した「ライザーバー」こちら、色や長さが選べます⇩
まずはトランジットライトをアヘッド化します。
まずは、ササッとドロップハンドルとノーマルのコラムポストを外してしまい、次にアヘッド用の変換コラムポストを取り付けます。これは NITTO製【MTC-024】 ですが、下部が22.2mmのスレッド用で上部が28.6mmのアヘッド用に作ってあります。
トランジットライトはとにかくヘッドチューブが短いので、なるべく長いコラムポストが必要なのですが、今回購入したNITTOの物でもまだ少し短すぎるためさらに延長エクステンダーを足してさらに長くします。
変換コラムポストを取り付けたら、その先に延長エクステンダーとステムを取り付けます。
これでトランジットライトをアヘッド化することができました。
ライザーバーの取り付け
続いて「ライザーバー」を取り付けて、ポジションを確認してみます。
今回購入した「ライザーバー」の長さは720mmなのですが、さすがに折りたたみ自転車にこの長さのままでは長すぎます。
とりあえず680mmになるようにカットしてみました。
680mmでも長すぎるような気もしますが、カットし過ぎてからでは元に戻せませんから、とりあえずこれでテスト走行してみようと思います。
「ライザーバー」をカットしたら、グリップとブレーキレバーを取り付けて本格的にポジション調整を行います。
ハンドルの高さや角度を変更した後は、ブレーキレバーの角度もじっくり調整していきます。
最後に前後のブレーキケーブルを取り回し、シフトレバーの位置決めをして作業は終了です。
正直、「ライザーバー」の色をイエローにしたのは失敗だったかな?
ステム周りはこんな感じです。
まとめ
トランジットライトのスレッドステムをアヘッド化して「ライザーバー」に変更する計画は、2月頃から考えていて少しずつ部品を集めていました。
中々良さげな変換コラムポストが見つからなかったり、どのような「ライザーバー」にしたら良いかを考えながらじっくり部品を選んでみました。
色々考えて購入した部品なので取り付けに関しては特に問題もなく、とてもスムーズに作業は進みましたし、ハンドルの高さもまだ上下に調整可能な状況です。
ちょっとまだ交換後にテスト走行を行えてないのでポジションに関しては何とも言えませんが、アヘッド化したことで今後も上下・前後に調整できますから良いポジションを見つけられるでしょう。
あと実際、ハンドルの幅に関しては600~640mm位かなってところですが、この辺りは数キロ乗った後に徐々に調整していこうと思っています。
ポジションに関しては、次の記事で報告したいと思います。では...