今更ですが、ミラーレスカメラのマイクロフォーサーズじゃなくて、一眼レフのフォーサーズカメラを購入してみました。
ちなみに、購入したフォーサーズ機はOLYMPUSの「E-420」と言うカメラです。
フォーサーズ機の中から「E-420」を選んだ理由
数あるフォーサーズ機の中から何故「E-420」を選んだのかと言うと、やっぱり小型軽量であるからです。
最初はKodak製のCCDセンサーを搭載した「E-300」の購入を検討していて、状態の良い中古ボディを探していましたが、中古カメラ店で実際に「E-300」を見た時、意外に「E-300」ってフォーサーズ機にしては大きくて重かったんですよね。
それに、「E-300」やフォーサーズ機のことを色々調べているうちに「E-410」や「E-420」って一眼レフ機なのにボディが薄くて小型軽量に作られていていいじゃんって思うようになったからです。
その後、ボディー内手ぶれ補正機構を搭載した「E-620」とも迷いましたが、やっぱり少しでも軽量コンパクトな「E-420」に決定!
購入した「E-420」
「E-420」は「E-410」の後継機種であり、2008年4月にレンズ交換式一眼レフカメラとして世界最薄・最小を売りに発売されたデジタル一眼レフカメラです。
キットレンズの「ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6」とボディにバッテリー・記録メディアを突っ込んでの質量を計測したところ約660gでした。やっぱり一眼レフカメラとしては非常に軽量ですね!
今回購入した「E-420」は、元箱付のレンズキットで6,500円でした。
実は一部不具合ある訳あり商品でしたが、自分で直せそうな単純な不具合だったので購入して修理してみました。結果はバッチリ直すことができました...やった!
今更フォーサーズ機なんて買ってもって思われそうですが価格の安さも魅力の一つだと思っています。
コントロールダイヤルとモードダイヤルが並んでいる形状で、モードダイヤルの下に電源スイッチがあります。
普段は絞り優先で使うことが多い私は、コントロールダイヤルを回してF値を変更し、シャッター横にある露出補正ボタンを押しながらコントロールダイヤルを回して露出が変更できるので思った以上に使いやすいです。
記録メディアはCFカードとxDピクチャーカードのデュアルスロットなのですが、SDカードがそのまま使えないのが今となっては使いにくいところかな...
私が好んで使っているSDカードをCFへ変換するアダプターです⇩
指がかりがよくて見た目より意外に持ちやすい形状のグリップ!
しかし大口径ズームレンズや望遠レンズを多用する方は、もう少し大きなグリップの「E-620」や「E-520」をお勧めします。
スーパーコンパネの情報表示画面です。
必要な情報がほとんどすべて並んでいて、非常に見やすく使いやすいです。
キットレンズの「ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6」は、大きなボケを楽しめるレンズではありませんが、軽量でそれなりに良く映るレンズだと思います。
このレンズだけなら最近は2~3千円位で購入できると思います。
E-420と「ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6」の作例
とりあえず近所を散歩しながら試し撮りをしてみました。
たいした作例ではありませんが、このブログを読んでくれた方の参考になれば幸いです。全てJPEG撮って出し。
予想以上の写りにビックリしました。これで6500円なら安いな...
まとめ
フォーサーズ機はオールドレンズ遊びにも良いかなって思いますが、最近はフォーサーズ用のほとんどのマウントアダプターは販売が終了してしまっているようです。
フォーサーズはセンサーサイズが小さいためオリジナルのレンズ焦点距離が2倍になってしまうので、広角好きには不向きだと思いますが、私のようなマクロ好きや望遠好きには今や安価で楽しめる丁度良いシステムだと思います。
あと「E-420」は正直ファインダーが小さくて、お世辞にも見やすいとは言えませんから、やはりオールドレンズでのマニュアルフォーカスでピントの山を見極めるのは難しいかもしれません。
キットレンズも非常に軽量コンパクトに作られていて、旅行等には最適な組み合わせではないかと思います。
恐らく今後、マイクロフォーサーズへ出戻る可能性もあるとは思いますが、当分はオリンパスの小型一眼レフを堪能してみようと思います。
数年前にマイクロフォーサーズの初代「E-M1」がお気に入りで2年近く使っていたので、何となくオリンパスには愛着を持っています。