フォーサーズ/マイクロフォーサーズ

LUNIX GH4と「フォーサーズレンズ」

私がカメラを趣味で使うようになってから二台目に購入したカメラは、オリンパスの初代「OM-D E-M1」です。

このカメラが初心者の私にはボディ内手振れ補正が非常に強力で大変使いやすく、デザインも気に入っていたので2年近く使っていました。

その後もパナソニックの「GM1」や「GF9」に「G100」とマイクロフォーサーズ機を常に一台は手元に残していたのですが、M型ライカやニコンのフルサイズ一眼レフを使うようになってからは出番が減ってしまい、マイクロフォーサーズ機はいったん手放してしまいました。

手放して分かった「マイクロフォーサーズ」の魅力

マイクロフォーサーズ機を手放して数ヶ月、M型ライカや一眼レフカメラで撮影を楽しんでいましたが、こんなシーンではマイクロフォーサーズ機が使いたいなって思うことが結構あって、やっぱり一台はマイクロフォーサーズ機を手元に置いときたいと思うようになりました。レンズも何本か残してあるし...

マイクロフォーサーズ機の魅力って色々あるのですが、私が特に魅力に感じるところはフルサイズに比べセンサーサイズが小さいのでレンズの焦点距離が延びるところ。35mm換算するとマイクロフォーサーズ機はレンズの焦点距離が2倍になるため、例えば150mmレンズは2倍の300mmレンズとして使うことができます。

マクロレンズに関しても、60mmのレンズが120mmレンズとして使えます。じゃぁ、フルサイズで120mmのマクロレンズを使えばいいじゃんって言われそうですが、要するにレンズのサイズや重さが全然違うってことです。望遠レンズになるとなおさらです。

もう一点は、ちょっと難しい話なのですが、被写界深度がフルサイズに比べると深いのでマクロ撮影等で被写体を全体的にくっきり撮りたい時などにマイクロフォーサーズ機は非常に使いやすいのです。

このあたりの話を解説していると長くなってしまうで、興味がある方は自分で調べてみてください...(笑)

パナソニック「GH4」を購入

今回私が選んだマイクロフォーサーズ機は、パナソニックの「LUMIX GH4」です。

数あるマイクロフォーサーズ機の中からどうして「GH4」にしたのかは、バランスが丁度良かったから。ちなみに私の言うバランスとは値段やボディの大きさや重さにグリップの形状等を含めたところです。

本音を言うとオリンパスの「OM-D E-M5 Markⅲ」が一番欲しかったのですが、今はまだ中古でも結構値段が高くあくまでもサブ機として使いたいのであまり高すぎる機種は却下しました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「GH4」に合わせて使いたかったレンズ

下記の記事を書いた時にも紹介したのですが、フォーサーズ用レンズの「D Vario-Elmar 14-150mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.」をマイクロフォーサーズ機で使ってみたかったっていうのも「GH4」を購入した理由の一つです。

このレンズ、高倍率ズームにしては、なかなか評判が良いです。

そうそう「D Vario-Elmar 14-150mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.」レンズには手振れ補正がついていますから、今やマイクロフォーサーズ機としては珍しくボディ内手振れ補正がついていない「GH4」には丁度良いかなって思ったのと、フォーサーズ用のレンズとしては大きい部類のため、しっかりしたグリップのある「GH4」なら使いやすいかなって...

あとはフォーサーズ用レンズをマイクロフォーサーズ機で使うには、マウントアダプターが必要です。

私はOLYMPUSのMMFー2をメルカリで購入しました。

「GH4」での「フォーサーズレンズ」の使用感

フォーサーズアダプターを使って「GH4」にレンズを装着してみました。バランスは悪くないです。

「GH4」のデザインのせいかミラーレスカメラというより、一眼レフカメラといった見た目ですね!

パナソニック機はほとんどの機種で「コントラストAF」を使用しているせいか、フォーサーズマウントレンズを「GH4」で使ってみた感想は、あまり良いものではありませんでした。

正直、AFも結構迷うしお世辞にも速いとは言いがたかったです。まあ、のんびり撮影する分にはち特に問題なく作動はしますし、レンズの手振れ補正もちゃんと効いていました。

ネットで色々調べてみると、マイクロフォーサーズ機で実用上遜色ないレベルでAFが動作する機種は、像面位相差AFを採用しているオリンパスのフラッグシップ「OM-D E-M1」シリーズあたりが良いようですね。

作例

さすが高倍率ズーム「D Vario-Elmar 14-150mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.」です。

広角から望遠まで一本のレンズで何でも撮れちゃって大変便利な上に、想像以上に手振れ補正もよく効いてくれて、テレ側の撮影でもかなり撮りやすかったです。

まとめ

今回は購入したばかりの「LUNIX GH4」にオリンパスのフォーサーズアダプターを使って高倍率ズームレンズ「D Vario-Elmar 14-150mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.」を装着し色々撮影してきました。

使い勝手としてはAF等に不満も残る結果でしたが、久しぶりに使った高倍率ズームはとても便利だなって思いました。

「GH4」のボディに関しては、マイクロフォーサーズ機にしては大柄なボディのせいか?まるで小型一眼レフカメラを持っている感触で大き目なレンズとの相性は非常に良いと思います。

私にとってのマイクロフォーサーズ機は「GH4」やオリンパスの「OM-D E-M1」シリーズが許せる質量やサイズのギリギリなラインといった感じです。

「GH5」や「G9 PRO」ましてや「OM-1」に「GH6」あたりを使うなら、もうフルサイズ機やAPSーC機を使ったほうがいいかなって感じ...新しくなるたびにどんどんデカくて重くなるマイクロフォーサーズ機がとても残念でなりません。

まあ、最近のパナソニックのマイクロフォーサーズ機は動画専用といった仕様なので私にはあまり関係ないですがね。

スチール撮影なら、やっぱりオリンパスなのかなぁ~(笑)

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