いやーとにかく暑いですね~、なんと言っても今年の8月はムシムシしていて湿度が高いですよね!
そうなるとカメラ愛好家としてちょっと気になるのが、レンズの大敵であるカビが発生する危険が高まるってことです。
そこで東洋リビングのモバイルドライという商品を購入して使ってみました。
なぜ、東洋リビングの「モバイルドライ」を購入したのか?
今まではドライボックスに使い捨ての乾燥剤を入れていたのですが、適度に乾燥剤を交換しないと最適な湿度を保つことができない為、定期的に乾燥剤を購入する必要があり結構面倒だなって思っていました。
一時は小型の防湿庫の購入も考えましたが、コンセントが必要なのとある程度のスペースが必要となってしまうので購入に踏み切れませんでした。
そもそも私は普段ドライボックスは棚の中にしまってあるので、コンセントを必要とする防湿庫だと何処かにスペースを確保しなければなりません。
そんなときに発見したのが、防湿庫で知られる東洋リビングの繰り返し使える乾燥剤「モバイルドライ」でした。コンセントに挿すことで吸湿力が再生し、何度でも使えるというアイテム、密閉できるドライボックスと組み合わせることで、低コストでの防湿保管が可能になります。
購入した「モバイルドライ」をチェック
「モバイルドライ」には、MD-3とMD-6という2種類があります。ちなみに旧製品はMD-2とMD-5になるようです。
私が購入した物はMD-3。小さい方を選びました。
電源プラグは収納式になっているので、ドライボックスに入れた時に邪魔になることもありません。
本体には乾燥剤の吸湿具合がわかる透明の窓があり、吸湿すると段々ピンク色に変化していくのでわかりやすいです。再生すると青色となります。
再生するときはコンセントに挿すだけ。僕が購入したMD-3は2~3時間で再生されます。内部のヒーターで乾燥剤が加熱され、乾燥剤のシリカゲルが再生する仕組みになっているようです。
再生が終了しても、タイマー機能などはついていないので、時間になったらちゃんとコンセントから抜きましょう。
では、MD-3の除湿能力をチェックしてみます。
まず、湿度60%のドライボックスにMD-3を入れて、数分後に湿度計をチェックしてみます。
MD-3をドライボックスに投入して15~20分位しか経っていない段階で、湿度5%ほども低下しました。その後、数時間経過した段階では45%ほどになっていました。
満足できる効果です。
これで使い捨ての乾燥剤とも、さよならですね。
まとめ
とにかく日本は湿度の高い時期が長いので、カメラやレンズにカビが生えてしまうリスクが高いと思います。
高価なレンズを購入しても、カビが生えてしまったり曇ってしまっては台無しですからね!
本来最適なのは、やはり湿度調整等の機能がついている防湿庫を購入して保管することだと思いますが、防湿庫はコンセントが必要なため、コンセント付近にある程度のスペースを設ける必要があるので、私のように戸棚の中にカメラやレンズを収納したい方は、どうしてもドライボックスが最適だと思います。そんな方には東洋リビングのモバイルドライは強い味方になってくれること間違いなしです。
そういえば、シリカゲルがピンクの状態から濃いブルーになったMD-3をドライボックスに入れてから、2週間ちょっとすると湿度計が55%ほどになっていたので、シルカゲルの色をチェックしてみると薄っすらとピンクに変わってきていました。
まあ今は比較的に湿度の高い時期なので、この時期に2週間程度持ってくれれば...。もう少し湿度が下がってくる季節には、一カ月程度持つかもしれませんね。