栃木県足利市にある「あしかがフラワーパーク」にイルミネーション撮影に行ってきました。
「あしかがフラワーパーク」には東京都心から車で一時間半ほどで行け、屋外テーマパークなのでコロナ禍の今、都内からの日帰り旅行にお勧めです。
都内を脱出するのは、昨年の11月に愛犬を連れて千葉へ一泊二日の旅行に行って以来約1年ぶりのお出かけです。
コロナウイルス感染症も今は大分落ち着いているので、野外のイルミネーション撮影なら安全だと考え車で行ってきました。
持って行った機材紹介
イルミネーション撮影に持って行った機材は、最近購入したコンデジ「Canon PowerShot G1X」と「Leica M Typ262」の2台体制です。
「M Typ262」には、大口径レンズの「7Artisans 50mm F1.1」をチョイス!
「Canon PowerShot G1X」の作例
APS-Cに迫るセンサーサイズ「1.5型CMOSセンサー」を搭載していて、デザインが気に入って少し前に購入した初代「G1X」です。
「Gシリーズ」の質の良さも相まって、所有感が満たされます。
上面操作部には露出補正ダイヤルとモードダイヤルが2段式になっていて、露出調整がスムーズに行えます。
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カメラ探しの旅...PowerShot G1X
久しぶりにコンデジを購入してみました。 久しぶりと言っても、以前にコンデジを購入したのは14年ほど前 ...
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まず、ココ・ファーム・ワイナリーでランチ
作例は全てJPEG撮って出しです。
(G1X,f3.5,1/1600,ISO400)
せっかく足利まで行くならランチくらい食べようかってことで、テラス席のあるココ・ファーム・カフェで昼食!
この日は残念ながら曇り空。風はなかったので思ったほど寒くはありませんでしたが、天気が良ければ最高のシチュエーションだったのが残念...
最初に撮った一枚は、ココ・ファーム・カフェの口コミで評判の良かったローストビーフです。
(G1X,f2.8,1/50,ISO400)
ココ・ファーム・カフェに併設しているショップです。
こういう場所では「G1X」のようなコンデジをサッと出して撮るのがスマートで良いですね。
(G1X,f5.6,1/80,ISO400)
テラス席の照明を撮ってみました。
あしかがフラワーパークに到着
(G1X,f3.5,1/500,ISO640)
「あしかがフラワーパーク」はイルミネーションが行われている冬の間だけ【昼の部】と【夜の部】にチケットが分かれています。ちなみに【夜の部】は、15時半から入園することができます。
私達も【夜の部】の入園時刻に合わせて行き、パーク内へ!
入り口を入るとまずは、そこそこの売り場面積のショップになっていて、花のテーマパークだけあって花やサボテン等が沢山販売されています。
入園直後はまだ明かるくイルミネーションは点灯していなかったので、この時期にはあまり花は咲いていませんでしたが、薔薇がそこそこ咲いていたので明るいうちに花の撮影をしてイルミネーションの点灯を待ちます。
(G1X,f3.5,1/125,ISO640)
16時頃になると少しずつイルミネーションの点灯が始まります。
「あしかがフラワーパーク」は、4月中旬~5月中旬に見頃を迎える【藤】が人気の様ですね。
もちろん、この時期に【藤】の花は咲いていませんが、まるで【藤】の花が咲いているかようなイルミネーションになっています。綺麗
(G1X,f5.8,1/13,ISO800)
LEDのイルミネーションだけでなく、このようなデコレーションも沢山展示されています。
「G1X」の望遠側で撮った一枚です。
(G1X,f5.6,1/15,ISO800)
パーク内には、ショップやカフェも所々にあって休憩することもできます。
今回「G1X」では、あまり写真を撮らずに終わってしまった...
続いてLeica M Typ262での作例
「 Leica M Typ262」と言うモデルは、2400万画素の35mmフルサイズCMOSセンサー搭載モデルです。
そういえば「Typ262」は、今年の2月に購入してから初めての旅行です。日帰りですが!
レンズは「7Artisans 50mm F1.1」をセット!
「7Artisans 50mm F1.1」は、ここ数年で一気に増えてきた中華製レンズの一つです。
ライカの【ノクチルックス】や【ズミルックス】の例を持ち出すまでもなく、大口径レンズは遠い目になるほど高価です。が...「7Artisans 50mm F1.1」なら、非日常を5万円で手に入れることができます。
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ライカM「Typ262」レビュー
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「Typ262」も、ココ・ファーム・ワイナリーでランチから
「7Artisans 50mm F1.1」のレンズを使うと、ほとんど開放~F1.4位で撮っちゃうんですよね。
ってことで作例は、開放~F2.0位で撮ったものがほとんどです。
「Typ262」の作例も全てJPEG撮って出しです。
(Leica M Typ262+7Artisans 50mm F1.1)
ココ・ファーム・カフェのテラス席は、山の斜面に作られたぶどう園を眺めながら食事ができるようにテーブルがセットされています。
天気が悪かったのが本当に残念でした。
(Leica M Typ262+7Artisans 50mm F1.1)
私は運転手なので、ノンアルコールホットワインを...
ぶどうの甘さが優しく、体が温まりました。
(Leica M Typ262+7Artisans 50mm F1.1)
私が選んだ、栃木牛のステーキランチセット!
牛の味がしっかりしていて満足感大です。ミネストローネにパンがついています。
(Leica M Typ262+7Artisans 50mm F1.1)
ココ・ファーム・カフェの野菜は、新鮮でシャキシャキしていてとても美味しい。
野菜の色も綺麗です。
ここからは「あしかがフラワーパーク」内で撮った作例
(Leica M Typ262+7Artisans 50mm F1.1)
パーク内のショップに売っていた恐竜の置物を開放F1.1で撮った一枚です。
開放F1.1では、合焦部がすぐさまボケの世界へ溶けていき、日常が非日常に変わる瞬間です。
(Leica M Typ262+7Artisans 50mm F1.1)
たしかこれは、売り物の植物だったかな?
(Leica M Typ262+7Artisans 50mm F1.1)
イルミネーションが点灯する前も「あしかがフラワーパーク」では、綺麗に咲いた花絶ちを撮って撮影を楽しめます。
(Leica M Typ262+7Artisans 50mm F1.1)
藤の木からぶら下がる点灯前のLEDを撮影してみました。
LEDがちゃんと藤の花の形になっています。
(Leica M Typ262+7Artisans 50mm F1.1)
16時頃になると少しずつ光がつき始めます。
(Leica M Typ262+7Artisans 50mm F1.1)
空もだんだん暗くなってきました。
(Leica M Typ262+7Artisans 50mm F1.1)
16時半には、ほぼ全てのLEDが点灯し幻想的な世界が広がります。
私は、やっぱり藤の木が一番良かったかな?
(Leica M Typ262+7Artisans 50mm F1.1)
開放F1.1で撮影してみた。
もう玉ボケの大集合状態...
(Leica M Typ262+7Artisans 50mm F1.1)
ショップ内を外から撮影してみました。
LEDだけではなく、このようなショップ内の演出もとても綺麗でした。
(Leica M Typ262+7Artisans 50mm F1.1)
開放F1.1で撮影すると、周辺の玉ボケの形が歪みます。
こういった大口径レンズではある程度発生する現象なので、少し絞って撮影するべきでした。
(Leica M Typ262+7Artisans 50mm F1.1)
玉ボケが楽しくてこんな写真ばかり撮ってしまいました。
本来は少し絞って撮るべきだったと、後で後悔...涙
(Leica M Typ262+7Artisans 50mm F1.1)
「7Artisans 50mm F1.1」の開放F1.1にシャープネスなど存在しない。ひたすら甘くてピントなんて合わないし、コントラストは低めで色ノリもそんなに良くないかな?
(Leica M Typ262+7Artisans 50mm F1.1)
(Leica M Typ262+7Artisans 50mm F1.1)
(Leica M Typ262+7Artisans 50mm F1.1)
藤のLEDを下から撮ってみました。
(Leica M Typ262+7Artisans 50mm F1.1)
まとめ
私がカメラを趣味にして、およそ3年の月日が経ちます。が...その2年間が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックにより、日常生活が大きく変わりました。
現在も外食や旅行に出かけることなく過ごす日々が続いています。
でも、日本ではコロナウイルスの感染状況も落ち着いているので、今回は母と妻を連れ、「あしかがフラワーパーク」へ行ってきました。
「あしかがフラワーパーク」は、日本三大イルミネーションにも認定されていて、花や自然、季節感に特化したイルミネーションを楽しめて最高の気分転換になりました。
イルミネーション撮影に関しては、正直結構難しくて想像したような写真を撮ることは中々できませんでした。
後で考えると、あのような場面ではもう少し絞り込んで撮影すれば良かったとか、ホワイトバランスや露出を変更するべきだったとか、色々思ってしまいます。
最低でもオートブラケット撮影くらいは、設定しておくべきでしたね...
私は普段から数台のカメラを気分で使い分けいるのですが、対照的に妻はPanasonicの「LUMIX GM1」しか基本的に使ってなくて、扱いに慣れているので素早く設定等を変更して撮影しています。
一方、私はしょっちゅうカメラを変えているので、「あれ」この設定どうするんだっけみたいなことになってしまい、現地で上手く設定できないことが多々あります。
そんな事で、もうすぐ2021年も終わりますが、2022年の目標は「カメラを使いこなす」ことを考えていきたいと思います。
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