カメラ用品

長く使えるカメラバック!DOMKE【F-6】レビュー

皆さん、こんにちは。

普段カメラを持ち歩く時って、皆さんどのように持ち歩いていますか?

カメラの大きさや重さにもよると思いますが、一般的にはストラップで首から提げているイメージでしょうか...

まあ、確かにカメラストラップを使って首にカメラを提げていれば、撮りたいものがあった時に「サッと」カメラを構えてすぐに写真を撮ることができますよね。

しかし、私もカメラを趣味にして、もうすぐ3年になります。3年も経つと撮影スタイルも少しずつ変化してきます。

いや、撮影スタイルが変わるというより、当初は何でもかんでも撮りまくりと言った感じでしたが、最近は撮りたいものをきちんと撮るとか被写体を選ぶスタイルに少しずつ変化しています。

そうなると、ちょっと大きい一眼レフカメラなどは移動中に首から提げていると、結構邪魔に感じてしまいます。

なので、普段はカメラリュックにカメラや交換レンズを入れて出かけることが多くなりましたが、カメラリュックにカメラを入れて背負ってしまうと、ちょっと撮影したい被写体を見つけても、カメラリュックからカメラを取り出すのが面倒でスルーしてしまう事が増えちゃうんです。

そんな事で、カメラが取り出しやすくて使いやすそうなショルダータイプのカメラバッグを探してみることに...

私が普段使っている、カメラリュックはこれ⇩

ピークデザインか...ビリンガムかドンケか?

最初は、ピークデザインのエブリデイスリング(6L)辺りが良いかなって思っていたのですが、なるべく時代や流行に左右されなくて長く使える物がいいなって考えると、やっぱりビリンガムかドンケ辺りかな?

ビリンガムとは?

ビリンガムとは、カメラバッグの最高峰と言える英国伝統のバッグで、1973年イングランドのウェスト・ミッドランズ地方に属す英国でも有数の工業都市バーミンガムでBillinghamは誕生しました。ライカとのコラボモデルを発表している事からカメラバッグのロールスロイスと称されるようになりました。

ドンケとは?

一方ドンケは、1976年に「フィラデルフィア・インクワイアラー」紙の報道カメラマンとしての経験と必要性から、軽量・コンパクトで体に馴染み、必要とあらばバッグを掛けたまま走り出せるような、彼自身が使い易いバッグをつくりたいと思うようになり、1976年に自宅のガレージにミシンを置いて始まったのがドンケです。

DOMKE【F-6】に決定

実は、最初から心はドンケである程度決まっていました。

ピークデザインとビリンガムのバッグは、カチッとした作りで私が今回求めている方向性とはちょっと違っていました。

一方、ドンケは製品作りのコンセプトになっている『軽量・コンパクトで体に馴染み、必要とあらばバッグを掛けたまま走り出せる』とあるように、生地には頑丈かつ柔軟なコットン・キャンバスが使われていので、使い込む程に味が出てきます。

とにかく今回は、ラフに使えて軽量で体に馴染むショルダータイプのカメラバッグを探していたので...ドンケのコンセプトそのままやんけ!

f:id:wan0916:20211117103349j:plainでは、ドンケ【F-6】オリーブをじっくり見ていきましょう。

詳しくご紹介していく前にお伝えしたいのは、ドンケ日本代理店である銀一(株)の正規品を購入された方は、上記の画像にも写っているタグ(正規購入証)とレシートは捨てずに必ず取っておきましょう。ということです。

正規輸入ドンケ製品を購入すると銀一(株)では、永く愛用できるようアフターケアが受けられるのですが、その際に購入時の販売店レシートと正規輸入証が必要になるからです。

DOMKEの中でも【F-6】した理由

f:id:wan0916:20211117103419j:plainメインでドンケ【F-6】に入れて持ち歩きたかったカメラは、M型ライカです。2台持ちをしたかったんです。

お気に入りのライカ「M8」に50mmレンズを「M Typ262」に35mmレンズを付けて、ショルダーバッグに放り込んでおけば使いたい時に取り出しやすいかなって思ったから!

f:id:wan0916:20211117103523j:plainドンケ【F-6】の中はこんな感じです。

クッションケースが真ん中に付いていますが、クッションケース自体はベルクロで外せるようになっていて、位置を変えることも出来るようになっています。

f:id:wan0916:20211117103612j:plainクッションケースが真ん中にある状態なら、左右の端にM型ライカを1台ずつ入れることができます。

この状態なら、クッションケース内に交換レンズを4本入れられます。

f:id:wan0916:20211117103649j:plain付属のクッションケースを外すと、仕切りやポケットも何も付いていません。

ちなみに、底にクッションは入っていますが、カバンのほぼ全体にわたってクッションは付いていません。ですが、カメラを入れると底が守ってくれますよ。

f:id:wan0916:20211117103720j:plainとりあえず、私はクッションケースを端に寄せて十字の仕切りをT時にして、広い方に長めのレンズが付いている方のライカを入れて、このように2台のM型ライカをクッションケース内に入れる事にしました。

f:id:wan0916:20211117103810j:plain上の画像は「Nikon D3」に「TAMRON SP35mm 1.8 Di VC UDS」を取り付けて約2キロの大きな一眼レフカメラですが、端に寄せたクッションケースの脇になんとか入りました。

DOMKE【F-6】には、3種類のポケットが

f:id:wan0916:20211117103906j:plainまずは、蓋の裏側がファスナー付きの収納ポケットになっています。

このポケットは蓋の裏側なだけに、薄い物、例えばスペアーマスクとかポケットティッシュ等を入れておくのに便利かもしれません。

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一番大きいのは、正面のファスナー付きポケットです。

見た目より厚みがあり、財布やスマホ、カメラのスペアーバッテリーと等なんでも入ってしまう感じ!とても使いやすいです。

特に海外旅行に行った時は、パスポートを入れて持ち歩くなど、防犯上ファスナーで閉められるポケットが欠かせないですし。

f:id:wan0916:20211117104001j:plain後ろ側には、B5サイズの雑誌やタブレットならギリギリ入れることが出来ますが、厚い物は厳しいかもしれません。

以上、ドンケ【F-6】の収納ポケットは三か所です。

f:id:wan0916:20211117104051j:plain肩掛けストラップ以外にも、手持ち用の短いストラップも付いています。

このストラップは、必要無ければ取り外すことも出来ます。

f:id:wan0916:20211117104137j:plain蓋を止めるフックは金属製です。さりげない「DOMKE」タグがいい感じ。

蓋を止めるストラップ部は長さ調整ができるので、突然荷物が増えても多少は対応可能。蓋さえ閉まればとりあえず荷物を運ぶことはできますから...

金属製のフックをレンズや液晶モニターにぶつけて、傷をつけないように注意しましょう。

f:id:wan0916:20211117104210j:plain肩掛けストラップの部品は、樹脂製です。

ストラップの裏側には、ゴムが編み込んであり滑り止めになっていて、肩からズレにくく安定感がありました。

f:id:wan0916:20211117104237j:plainMADE IN U.S.Aが何か懐かしい気がします。

未だに欧米先進国で生産され続けているものを見るのは珍しいかもしれません。

DOMKE【F-6】を使ってみた。まとめ

一昔前と違い、今やカメラバッグを販売しているメーカーは非常に多くて、各メーカーともにリュックタイプ、ショルダータイプとサイズも豊かにラインナップしていて、どれを購入したら良いかを選ぶことが楽しいやら...

逆に種類が多すぎて何を買ったらよいか迷ってしまったり、いざ購入してもやっぱりあっちに方が良かったなあーとか、カメラバッグ沼にハマってしまう方も多いようです。

f:id:wan0916:20211113113501j:plain私が「DOMKE」を購入したのは、その他のカメラバッグはクッションやパッドを多用したために、サイズの割に中が狭くて思った以上に荷物が入らない物も多いが、ドンケのバッグはそれらを極限まで省くことで、シンプルで見た目以上に荷物を詰め込むことが出来るからです。

それと好みの問題ですが、私はいかにもカメラバッグみたいな主張がないところが、気に入っています。

私は小型版である【F-6】を購入しましたが、ドンケの数あるラインナップの中で、もっとも有名なモデルが【F-2】です。ドンケの原点と呼ばれるモデルなので、ガッツリ一眼レフに複数のレンズを入れて使いたい方には、サイドポケットも付いている【F-2】がお勧めです。

他の方のブログにも書いてあったのですが、私が思う「DOMKE」の魅力とは、使い込む程に表面が擦れて白っぽくなってきて、エイジングが楽しめること。

金具の塗装も剥がれ、丈夫なショルダーベルトもクタクタに柔らかくなる。

片手で簡単にフックを外し、目を落とさずにカメラを確実に取り出せるようになった頃には、愛用のドンケは百戦錬磨の佇まいを見せる最高の相棒となるでしょうね!

ドンケ【F-6】は、こちら⇩

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