皆さん、こんにちは。
タイトルに書いたように人生初のプロ機を購入したので、ちょっと簡単にレビューしてみようと思います。
プロ機って凄く高いイメージがありますが、プロ機と言っても私が今回購入した機種は「Nikon D2X」と言って、今から16年も前に発売したデジタル一眼レフカメラです。
まあ「D2X」の中古市場は2021年現在、3~6万円位と程度によって結構価格差があるようです。
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「Nikon D2X」のスペック
最初に、少し「D2X」のスペックを紹介します。
プロ機と言っても、この頃のニコンはまだフルサイズセンサーのデジカメは発売していなかったので、イメージセンサーは「APS-C」ニコンで言うとDXフォーマットのCMOSセンサーで1240万画素、高速連続撮影は毎秒5コマでクロップ高速時は毎秒8コマの連写が可能です。
ちなみに、私が購入した「D2X」のショット数は『87,406枚』でした。
確か「D2X」のシャッター耐久性は15万回だったので、まだまだ折り返しちょっとと言ったところですね...まだまだ使えるかな?
背面モニターは2.5型/約23万画素で、同じ年代の「D200」や「D80」と、ほぼ同一スペックです。
ピントを確認するにはちょっと心もとない感じですが、私はこれまでにも「D200」や「D80」を使っていたので慣れてしまいました。
カメラを縦にするとこんな感じです。
縦型グリップが一体になっているので、当然、縦にカメラを握った時のホールディング性も非常に良いです。
「D2X」のバッテリー
バッテリーは、ニコン純正品なら「EN-EL4/容量1,900mAh」が付属。新品なら撮影コマ数は約2,600コマで「D2X」のマイナーチェンジモデル「D2XS」用のバッテリー「EN-EL4a/容量2,500mAh」も使うことができ、なおかつ撮影コマ数は約3,800コマで約1.46倍の撮影が可能になります。
私が購入した「D2X」には、互換品のバッテリーが付属していましたが、今のところは問題なく使えています。
ちなみに、画像右側のバッテリーが「D200やD80/容量1,900mAh」のものですが、大きさが全然違いますね。
「D2X」の質量
「D2X」の質量は、バッテリー・記録メディアを含めたて計測したところ1270gでしたが、これでもニコンの一桁機としては軽量な方です。
フルサイズになった後継機「D3」や「D4」・「D5」に2020年に発売した「D6」等は、サイズも「D2X」より大型になり、質量は1400g前後と更に重量級になってしまいました。
「D2X」のファインダー
16年も前のデジカメを購入して一番感動したことが、ファインダーです。
さすがプロ機と言ったところでしょうか。とにかくファインダーが見やすいんです。
ファインダー視野率100%でファインダー倍率が約0.86倍、ちょっとニコンのホームページで調べてみると、ファインダー倍率が約0.86倍って凄い!ちなみに「D5」や「D6」でも約0.72倍です。
まあ「D3」以降はフルサイズですからAPS-Cの「D2X」とはファインダーの大きさが違うのかもしれませんが、以前使っていたファインダー倍率が約0.7倍のフルサイズ機「D800」よりも確実に「D2X」の方が見やすいと思います。
気になるのが「D2X」のイメージセンサーはAPS-Cなのですが、ミラーボックスを覗きミラーとスクリーンを見ると、このカメラフルサイズだっけって思うほどミラーがデカい。この辺りもファインダーが見やすい理由なのかもしれませんね?
何方か詳しい人いたら是非教えてください。
「D2X」の記録メディア
記録メディアは、コンパクトフラッシュカードです。
私が古いデジカメを好んで使うようになったのは、TOSHIBAのSDカード『FlashAir』を使うようになってからです。「D2X」にも、CFカードアダプターに『FlashAir』を入れて使っています。
Wi-Fi機能を内蔵した『FlashAir』を使えば、スマホに画像転送も簡単に行うことができるので、一昔前の一眼レフカメラでも快適に使っています。
CF変換アダプター⇩
「D2X」の作例
まだ手に入れたばかりの「D2X」を少しだけ試し撮りしてみたので、作例を載せてみます。
作例は全て「AF MICRO NIKKOR 60mm 2.8D」で撮ったものです。
この年式のデジカメで一番気になるところは、ISO感度性能ではないでしょうか。ISO感度性能が知りたい人が多いと思うので、画像の下にISO感度だけ載せておきます。
まだ自宅で撮影したものばかりですが、何かの参考になればと思います。
「D2X+AF MICRO NIKKOR 60mm 2.8D」ISO800
「D2X+AF MICRO NIKKOR 60mm 2.8D」ISO800
「D2X+AF MICRO NIKKOR 60mm 2.8D」ISO800
「D2X+AF MICRO NIKKOR 60mm 2.8D」ISO1000
「D2X+AF MICRO NIKKOR 60mm 2.8D」ISO800
「D2X+AF MICRO NIKKOR 60mm 2.8D」ISO100
「D2X+AF MICRO NIKKOR 60mm 2.8D」ISO100
「D2X+AF MICRO NIKKOR 60mm 2.8D」ISO160
「D2X+AF MICRO NIKKOR 60mm 2.8D」ISO160
「D2X+AF MICRO NIKKOR 60mm 2.8D」ISO160
まとめ
ニコンのプロ機「D2X」は、もう16年も前に発売した一昔前のデジタル一眼レフカメラですが、今でも十分にニコンのフラッグシップ機を感じる事ができるカメラでした。
特に私が気に入った点は、上記にも書きましたがファインダーが非常に見やすいところと、シャッターフィーリングがとても心地くて、なおかつシャッターショックが少ないように感じます。
とにかく撮影していてとっても楽しく、どんどんシャッターを切りたくなってしまうカメラです。
まあ16年も前のデジカメですから、厳しい部分も沢山あります。まず未熟なISO感度にピント確認すらままならない約23万画素の液晶モニターなど...
あ、もちろん動画も撮れませんし、ライブビュー撮影もできません。
こんな感じの「D2X」ですからメインカメラにすることは、余りおすすめできません。
もし、ニコンの一桁機をメインカメラに使いたいなら最低「D3」を購入した方が良いと思います。「D3」や「D3S」も大分安く買えるようになりましたし。
「D2X」は、やはり低感度で撮れる日中専用カメラにするか、私のように低価格でフラッグシップの上質感を味わうには、まだまだ楽しめるカメラだと思いますが...
今後、私が考える「D2X」の使い道は、やっぱり望遠レンズで日中に飛行機や野鳥の撮影をしてみたいですね。
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