フォーサーズ/マイクロフォーサーズ

「LUMIX G100」がんばれマイクロフォーサーズ!

皆さん、こんにちは。

ちょっと今回は、マイクロフォーサーズの話をしようと思います。

私がカメラを趣味にしてから早いもので、あっという間に2年半が経とうとしています。

ちなみに2年半前に最初に買ったカメラは、一眼レフのNikon D5600です。

私がD5600を購入した時の記事です⇩ 

カメラ初心者が最初に買った一眼レフカメラ

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その後、普段持って歩けるような小さいカメラが欲しくなり、Panasonic LUMIX GM1というマイクロフォーサーズ機を購入したのですが、このLUMIX GM1の写りが気に入ってしまい、その後直ぐD5600を売却し、マイクロフォーサーズのOLYMPUS OM-D E-M1(初代)に買い替えてしまいました。

OLYMPUS OM-D E-M1(初代)の記事は、こちら⇩

マイクロフォーサーズは魅力的

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正直、NikonのD5600を最初に購入した時も、実はOM-D E-M1MarkⅡが一番欲しかったんだけど、当時OM-D E-M1MarkⅡはボディのみの価格が中古でも12万円位していてカメラにそんな金額は出せないって思っていました。レンズも買わないと使えないしね...

そこで、まずは初代を購入したわけですが、本当にOM-D E-M1系のデザインが大好きで、E-M1(初代)をいつかはE-M1MarkⅡかⅢに買い変えようと考えていました。

でも、E-M1MarkⅡやⅢはE-M1(初代)に比べると70gほど重くなってしまい、小型軽量が売りであるマイクロフォーサーズ機の意味を感じられないなと思うようになり、そのうちに買い替えを考えなくなりました。

そして現在は、お気に入りだったOM-D E-M1(初代)も2年ほど使った後に手放して、マイクロフォーサーズ機は、Panasonic LUMIX GF9に買い替えました。

E-M1(初代)は本当に凄く気に入っていたのですが、私は今、Leicaのカメラが2台、Canonの一眼レフも1台所有していますから、やっぱり小型のカメラが欲しくてE-M1(初代)を更に小型なLUMIX GF9にすることにしたのです。

Panasonic LUMIX G100の発売

昨年の夏頃(2020年)、Panasonicからマイクロフォーサーズ機であるLUMIX G100が発売されました。

LUMIX G100が発売される前に少しネットでスペックを確認して見ると「おぉぉ...」小さい、ファインダーにグリップも付いていて345g(バッテリー、メモリーカード含む)は、結構いいかもって思い確か発売日にヨドバシ秋葉に現物を見に行きました。

ヨドバシ秋葉で発売日にLUMIX G100の現物を初めて見た時の第一印象は、「やっぱり小さい!」というもので、いかにもミラーレス一眼カメラといった感じで好印象でした。

でも、発売当初は確か10万円を超えていて、この小型カメラに10万円以上出すのは難しいかなって思いその時はスルーしました。

ちなみに、この頃はまだE-M1(初代)を使っていて、LUMIX GF9に買い替えたのは、昨年の11月頃だったかな!

その後、LUMIX GF9からLUMIX G100に...

OM-D E-M1(初代)からLUMIX GF9に買い替えて感じたことが、やっぱりファインダーが欲しいってことです。

広角レンズで撮るときはライブビュー撮影でも大丈夫なんですが、マクロレンズや望遠レンズを使う時はファインダーを使いたいんですよね。

ってなるとファインダーが付いていて、ボディがコンパクトなマイクロフォーサーズ機が、やっぱり欲しいなって思いが...

マイクロフォーサーズ機で気になる機種は、OLYMPUS OM-D E-M5MarkⅢ。

コンパクトな上に評判の良い新型の撮像センサーシフト式5軸手ぶれ補正も付いていますからいい感じで、やっぱりPanasonicのLUMIX G100がセンサーシフト式手ぶれ補正は付いていませんが、その分更にコンパクトでいいかな。

けれど、この2機種に関しては現在マップカメラの中古相場もまだまだ結構高くて、買う気になりません。

そんな時、またまたメルカリを見ていると、お買い得なLUMIX G100を発見!

なぜお買い得かっていうと、海外モデルでメニュー表記の言語が英語と中国語のみしか設定できないという物です。

まあ、カメラの用語なら英語表記でなんとかなりそうだし、具体的な金額は伏せておきますが、おおよそ新品の半額かなって感じでした。

結局、値段が安かったので、このLUMIX G100を購入してしまいました!

LUMIX GF9とLUMIX G100の外装比較

では、LUMIX G100が届いたので、GF9とG100の外装の比較を簡単にしてみたいと思います。

正面から比べた感じは、G100のファインダーが飛び出ている以外は似たようなサイズ感ですね。

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背面のボタン等の配置に関しては、ほとんど同一の為、GF9やGF10からの買い替えであれば、操作で迷う事はないと思います。

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上面から見ると、GF9とG100の違いが一番わかりやすいと思います。

G100にはファインダーとグリップが付いているので、どうしても厚みが出てしまいますね。

しかし、グリップ上に付いている前ダイヤルで絞りや露出調整がスピーディーに行えるので、OLYMPUS OM-D E-M1系から入れ替えてもストレスなく使えると思います。

その一方でGF9は、やっぱりダイヤルやボタン類が少なく撮影中に設定をスピーディーに変更しようとした時、私は度々ストレスを感じる事があります。

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グリップ側から比べると、全く違うカメラです。

G100は横から見るとファインダーが飛び出ているので、ちょっとバックからの出し入れする時に、ファインダーが邪魔に感じる事があるかもしれませんね。

グリップに関しては事実上、G100のグリップより薄いレンズはないと思いますから、レンズを取り付けると、必ずレンズがグリップより飛び出すのでGF9やGF10でも同じくらいのグリップが付いていても良いように思います。

妻もグリップが付いている方が、持ちやすいって言ってましたぁ~(笑)

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背面液晶は、GF9が上にフリップするタイプでしたが、G100は今やほとんどのメーカーのミラーレスカメラが使っている、バリアングル式になりました。

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G100のTTL調光内蔵ポップアップ式内臓フラッシュです。

こんなにコンパクトボディなのに、ちゃんとフラッシュが付いています。

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GF9のフラッシュは、上面から「パン」って飛び出すタイプです。

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私がLUMIX G100を購入した一番の理由がファインダーが付いてること。G100の368万ドット相当のライブビューファインダーは、タイムラグも感じられず小型カメラとは思えない見やすさです。

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LUMIX G100に使うレンズ

LUMIX G 20mm F1.7 ASPH.を基本的には、付けっぱなしレンズにしています。

100g以下のパンケーキレンズですから、小型なGF9やG100で日常スナップに最適です。F1.7の明るいレンズで、ボカした写真や暗い場所での撮影に活躍します。

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LUMIX G 20mm F1.7 ASPH.とG100で撮った作例を少し載せておきます。

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LUMIX G 20mm/F1.7 Ⅱ ASPH.です⇩

そして、これもLUMIX G100でやりたかったことの一つです。

ライカMマウントのレンズをマウントアダプターを使って使用する事。下のレンズはLEICA ELMAR-M 2.8/50 沈胴式です。

このレンズをマイクロフォーサーズ機で使うと35mm換算で100mmの中望遠レンズとして使うことができます。

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Mマウント用などのマニュアルレンズを使う時は、やっぱりファインダーを使ってじっくりピントを合わせたいものですよね。

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K&Fのマウントアダプターを使ってELMAR-MをG100に取り付けていますが、マウントアダプターも薄くてバランスも悪くありません。

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 LUMIX G100を購入した理由とマイクロフォーサーズの今後?

結局、私がLUMIX G100を購入した理由は、ファインダーが付いている一眼カメラの中では非常にコンパクトで軽量であることです。

近年カメラメーカーは販売台数の減少に苦しんでいて、カメラ事業から撤退してしまったりしていますよね。例えば、OLYMPUSは事業を売却してしまうなど寂しいニュースが多くなってきました。

OLYMPUSのカメラは、OMデジタルソリューションズに変更になってしまった後もOLYMPUSの名前が使えていますから、我々ユーザーにとって大きな変化があったわけではありませんが、ファンとしてはちょっと寂しいやらやっぱり仕方ないよなって思ったりするんですよね。

OLYMPUSとPanasonicが手掛けるマイクロフォーサーズ機って、フルサイズカメラと比べてセンサーが小さい分、ボディやレンズを小型にできるのがメリットであると私は思ういます。

確かに一眼レフが主流だった頃は、フルサイズ一眼レフだとカメラボディのみで1キロ近いのは当たり前でしたから、サブ機に軽量なミラーレスカメラのマイクロフォーサーズ機を購入する方も多かったんだと思います。

ですが近年は、ミラーレスカメラが進歩してきてフルサイズミラーレスカメラで500g前後の機種も発売されていますから、一部のマイクロフォーサーズ機より軽量です。

それなら、フルサイズカメラにしようかなって思う方は決して少なくないと思いますよね。

じゃぁ、値段はというと、正直マイクロフォーサーズ機もハイエンドモデルになると決して安い価格ではありませんし、マイクロフォーサーズ用のレンズもOLYMPUS PROシリーズやPanasonic LEICAシリーズ等は、安いレンズとは言えません。

そうするとやっぱりマイクロフォーサーズ機は、小型・軽量が売りではないかと私は思うので、OMデジタルソリューションズやPanasonicが展開しているOM-D E-M1MarkⅢやG9PROのようなハイエンドモデルは、マイクロフォーサーズ機にしては大きくて重すぎで、ちょっと違うんだよなって思っちゃいます。

そんなことを考えるとOLYMPUSがカメラ事業の赤字化からの脱却が中々できなかったのも仕方ないのかなって思いますね。私はですが...

そんな中、PanasonicがVlog向けに発売したLUMIX G100が、私がマイクロフォーサーズ機に求めるカメラかなって思いますが、私が購入するマイクロフォーサーズ機がこれで最後にならないよう、小型・軽量に向けての開発にはもうちょっと頑張って頂きたいものですね...

まとめ

今回は、だらだらと自分の思いを書いてしまいましたが、とりあえずLUMIX G100は買って良かったと思っています。

G100は、使ってみると意外に操作性が良い事と、小型な割には良くできた368万ドット相当のライブビューファインダーがマニュアルフォーカスでも使いやすく心地よいですね。

PanasonicでLUMIX G100は、Vlogカメラとして押していますが、静止画用のミラーレスマイクロフォーサーズ機と考えると、上位機種のG9PROと同一のローパスフィルターレス有効画素数20.3M Live MOSセンサーや、G9PROの3.0型/約104万ドットを上回る3.0型/約184万ドットモニターを搭載していたりとコンパクトな割には、高性能だと思います。

残念なところは、ボディ内センサーシフト式手ぶれ補正がないところや、個人的には防塵・防滴ではないところですが、まあこのサイズにセンサーシフト式手ぶれ補正や防塵・防滴を求めるのは技術的に、まだまだ難しいのかもしれません。

私はG100をメルカリで中古品を購入しましたが、正直新品購入するには現在のスペックではちょっと高額すぎかなって思います。

でも今後、G100以上に魅力的なマイクロフォーサーズ機が発売されたら、購入しようと思いますよ!

「がんばれ」OMデジタルソリューションズ!「がんばれ」Panasonic!

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