皆さん、こんにちは。
数日前にメルカリでカメラや自転車の部品を見ていたら、Canonの一眼レフカメラ『初代5D』が1万円前半で出品されているのを発見!それも縦型グリップ付でバッテリーと充電器もちゃんとついてるみたいです。
出品者に不明点を質問し、特に問題なさそうだったので購入することに!
Canon EOS 5Dの開封
上に5Dの画像をすでに載せてしまいましたが、数日後に一応こんな感じでダンボールに梱包されて届きました。開封していきたいと思います。
これから状態を確認するのが楽しみやら、ドキドキするやらです。
まずは、プチプチにくるまれていたバッテリーと充電器を確認します。
充電器はキャノンの純正品ですが、バッテリーは社外品ですね。まあ、値段が値段ですから仕方がないということで...
続いて、肝心なボディ本体を確認します。ドキドキ(笑)
うぉ、、、思ったよりは状態も良さそうです。
今回、このEOS5Dがメルカリに出品されていた時、画像の枚数も少なめだったし画質もあまりよくなく、細かい所まで状態を確認できなかったのですが、安かったので普通に使えればまあいいかなって思ってました。
背面はこんな状態です。
電源スイッチ回りに塗装剥げが多く見られますが、モニターやファインダーは小傷程度で大きな傷もなく良好な状態を保っていました。
端子カバーが劣化によりボロボロ、右側は無くなってしまっている状態。
それに縦型グリップを外した時に使う、純正のバッテリーの底蓋が欠品しています。
ですが、さすが名機と呼ばれる初代5D、Amazonや楽天で端子カバーやバッテリーの底蓋は数百円で購入できるみたいです。
とりあえず、私はAmazonでバッテリーの底蓋だけ注文しておきました。まだ届いていませんが...
Canon EOS 5Dのスペック
とりあえず、初代5Dのスペックを軽く紹介しておきます。
発売されたのは2005年9月で、簡単に言うとCMOSセンサー搭載のフルサイズ一眼レフデジタルカメラです。
そうなんです!今更ですが、EOS5Dシリーズは何とフルサイズ一眼レフカメラなのです。
今回、『いつかはフルサイズのデジカメ。』がなんと、1万円前半で購入できたということです。
まあ、15年以上前のカメラですけどね。
話がそれましたが、気になる画素数は1280万画素で、液晶モニターは2.5型の約23万画素、連続撮影速度が3コマ/秒、ISO感度が拡張で50~3200相当です。
スペックだけ見てしまうと、ショボい感じですね!
D200 VS EOS 5D
それではタイトルに書いた、Nikon D200と初代5Dを比べてみたいと思います。
なんでD200と比べるのかって言うと、D200の発売は2005年12月で初代5Dと同じ年に発売しており、事実上のライバル機であったからである。
ちなみに、D200に関してはAPS-C機です。
Nikon D200の記事はこちら⇩
-
NikonのD200は最初の一眼レフカメラにおすすめ!
皆さん、こんにちは。 突然ですが、皆さんカメラって凄く高いと思いませんか? もちろん、高いって言って ...
続きを見る
Nikonでは、2007年11月に発売したフラッグシップ機のD3がニコン初のフルサイズ機であり、ミドルクラスフルサイズ一眼レフEOS D5系のライバルとしては、2008年7月に発売したD700がNikon初のミドルクラスフルサイズ機で、Canonが5Dを発売してから約3年後までNikonユーザーは待つことになります。
では、D200と5Dを正面から比べてみます。
サイズ感は、ほぼ同等といって差し支えないと思います。
(左がD200、右がEOS 5D)
背面モニターは2.5型で23万画素、同一スペックです。
Nikonのカメラに比べるとCanonのカメラはスッキリとしたデザインですね。
厚み、グリップの形状はこんな感じです。
私は、5Dのグリップの方が若干握りやすいように思います。
右肩の表示パネルに関しては、D200の方が大きいですね。
表示される内容に大きな違いはありません。
左肩のモードダイヤルは、D200に関して言えば同じNikonの一桁フラッグシップ機と同じデザイン、機能を持っていて、ここがD200のカッコいい所です。
5Dに関して言えば、あくまでもミドル機と言った感じで普通のモードダイヤルである。
質量を比べてみましたが、APS-C機のD200よりフルサイズの5Dの方が少し軽量です。
この質量に関して言えば、どうしてAPS-C機のD200の方が大型センサーを搭載するフルサイズの5Dより重いのって思いますが、D200は防滴防塵仕様でボディの造りに関してはかなりよく作りこまれていますから、どうしても重くなってしまうのかなって思います。D200にはフラッシュも付いてますし!
その反面、初代5Dの方はチープに感じる箇所も多く、ちょっと安っぽい感じが個人的にはしますね。
なぜ、初代 5Dを購入したのか?
今更15年以上前の初代5Dをなぜ買ったのかは、1万円前半で買えてしまう安さが一番の理由なのですが、フルサイズセンサーで1280万画素という低画素機であることも私が初代5Dが欲しかった理由でもあります。
今やフルサイズの低画素機に関しては、SONY α7SシリーズかNikon DFもしくはちょっと古い所では、Nikon D700あたりになりますが、さすがに1~2万円程で購入できるような機種は今のところありません。
今どき、ほとんどの人が高画素機を求めると思いますが、私は低画素機が大好物で、なんとなく柔らかい写りがたまりません。
そして購入の決め手になったのが、Canonの一眼レフのフランジバックが短い事。フランジバックとはレンズマウント面からイメージセンサーまでの距離のことです。
簡単に言うと、画像のようにマウントアダプターを使うことで私が持っているNikonのレンズが使えてしまいます。もちろんオートフォーカスも使えませんし絞り値等のデーターも記載されなくなってしまいますが...
電源を入れてMENUを表示させるとこんな感じです。
最新のカメラに比べると、メニューも半分以下かなって感じですかね。
Canon EOS 5Dクラッシック(初代)の作例
まずは自宅で数枚、Nikonの60mmマクロレンズで撮影してみました。
ちなみに、JPEG撮って出しでISO感度は全て800です。
NikonのD200を撮ってみました。
レンズの文字にピントを合わせて...
最近は、このPanasoni LUMIX GF9でブログの撮影を行っていますが、今回は被写体になってもらいました。
ここからの3枚は、テラス席のランチに行ったときに撮影したものです。
こちらもJPEG撮って出し、ISO感度160です。
マクロレンズらしくグッと寄っての1枚です。
チューリップが綺麗に咲いていたので...
ランチで食べたパスタです。
色がやっぱりキャノン機って感じ!
まとめ
15年以上前のフルサイズ一眼レフ、EOS 5Dを使ってみた感想は、結構普通に使えるなって感じですが、あくまでもこれは私の感想です。
そもそも私は、普段からLeica M8やNikonのD200といった古いデジカメを使っていますから、初代5Dをいきなり使ったからと言って当然違和感は感じないと思っています。
ですが初代5Dに関しては、動画も撮れませんしライブビュー機能も付いていません。
最新のミラーレスカメラを使っている方からすれば、きっと使い勝手の悪いただの古い一眼レフといった感じであろう。
それでも私は初代5Dが気に入りました...
普段はNikon機を使っている私がもう一つ感じたのは、やっぱりCanon機って使いやすいってことです。スイッチやコマンドダイアルの位置等がよく考えられているように思います。見た目はNikonが大好きなわたしですが!(笑)
『初代5D』を、もう少し遊んでみて良い感じであれば現在使っているNikon D200を手放して5Dを手元に残そうかなって思っています。
あれ、D200はお気に入りじゃないのって言われそうですが、私としてはカメラの台数が増え過ぎてしまう事が嫌なんですよね。
ニコンFマウントレンズが使えるマウントアダプター⇩
【中古】【1年保証】【美品】Canon EOS 5D 初代 ボディ