皆さん、こんにちは。
昨年にLeica M8を購入して以来、すっかりライカM型レンジファインダーカメラにハマって、ついに2台目のライカを購入してしまいました。
今回購入したライカは『 Leica M Typ262』と言うモデルで、2400万画素の35mmフルサイズCMOSセンサー搭載モデルです。
なぜ、もう一台ライカを購入したのか?
Leica M8は、今でもお気に入りのカメラであることに変わりはありません。
じゃぁ、ライカM8があれば良いんじゃないかって言われそうですが、M8がすごく気に入ってしまったからこそ、やっぱりレンズの画角をそのまま使えるフルサイズM型ライカも欲しくなってしまったのです。
CCDセンサーのM8は欠点も多いので、他のモデルも試してみたい気持ちが盛り上がってきてしまいました。
M Typ262にした訳...
最初は正直、一年後位にM10を購入しようと考えていました。
まあ、じっくりM10の購入資金を貯めていこうと考えていたのです。
M型ライカの事を色々調べている時、ボディの厚みが薄くなった点やライブビューが使えるM10が非常に気に入っていたのですが、やっぱりM10は金額的に高すぎるのとM8と共用して使用していこうと考えると、厚みが違うのはどうなのかなって思い始めました。
そこで、M10の前のモデルにあたる『M Typ240』の事を調べ始めたところ、Typ240は玉数も非常に多く値段もこなれているようで、M10と比べ色や程度にもよりますがTyp240だとM10よりも20万円程は安く購入できそうです。
私にとって20万はでかい!
更にTyp240やM型ライカの事を色々検索している時、Typ262の存在も知りました。
Typ262を簡単に説明すると、Typ240から動画機能とライブビューが省略されていて本当に撮影に必要な要素だけを残したモデル。それがTyp262である。
元々シンプルな物を好む私には、これだってピンと来た感じがありました。なんちゃって!
以前はM9が欲しかったので、動画もライブビューも使えないTyp262はM9のCMOSバージョンと言った感じで、本当に自分の中ではM8やM9の後継モデルはこれでしょって思ったモデルでした。
そんなとき、状態が非常に良くメーカー保証が1年残っている個体が相場より安く購入できる話があったので思い切って購入しちゃいました。
3.0型の液晶モニターは92万ドットで、画像の仕上がりを確認するには十分だと思います。
モニターのカバーガラスには、強度と耐久性に優れたコーニング社のゴリラガラスが使用されているそうです。
あと、私がTyp262を気に入った理由は、質量で通常M型ライカはトッカバーの素材に真鍮が使われていますが、Typ262はアルミニウムを使用することでTyp240に比べ約80g軽量に作られている点です。
Typ262の重さは、M8やM9とほぼ同じような質量ということになりますね!
M8には無かった点としては、親指があたる部分にコマンドダイヤルや配置されいて、露出補正の設定がスピーディーに行えることがあります。
このコマンドダイアルの出っ張りは、個人的には無い方がカッコいいと思っていますが、使うと非常に便利です。
Leica M Typ262の作例
7Artisans 50mm F1.1レンズを使っての作例を何枚かのせておきます。
全て撮ってきた状態のSDカードをパソコンに突っ込んでアップしただけのJPEG撮って出しです。
ELMARIT M90mm F2.8の作例
最近、友人から譲ってもらった、ELMARIT M90mm F2.8で撮影した作例も2枚どうぞ。
このレンズ、ちょっとピントが合っていないみたいです。
どこか良いお店が見つかったら、オーバーホールをお願いしてみようかな?
こちらの2枚もJPEG撮って出しです。
まとめ
まだ、Typ262を購入してから数回使用した程度ですが、M8と比べるとやっぱり進化しているなって思う。
とは言っても、M8からTyp262に持ち替えてもほとんど違和感なく使えるところがM型ライカの良いところだと思いますね!
正直、『Leica M Typ262』は『M Typ240』の陰に隠れたモデルとう印象が強いように思いますし、中古相場も特別に安いといった事もありませんが、私がM型ライカに求めるものは動画撮影でもライブビューでもなく、ピントを二重像で合わせる楽しみがレンジファインダーカメラの良いところだと思っています。
今や動画撮影やライブビューを使いたいのであれば、各社から発売されているミラーレスカメラにマウントアダプターを使って色々なレンズを使ったほうが安上がりですしね。
7Artisans 50mm F1.1はこちら⇩