Leica M8

Leica M8の距離計調整

皆さん、あけましておめでとうございます。

とりあえず今回は、年末の話をします。

私が所有しているカメラの中でも今とても気に入っている物、Leica M8についてです。

半年ほど前に、とある中古カメラ店で購入したのですが、使っていて気が付いた事があります。若干後ピン気味かもってことです!

少し前に七工匠の7Artisan 50mm f1.1と言うレンズを購入したのですが、このレンズは距離計連動アジャスト機能が自分で調整できるようになっています。

7Artisan 50mm f1.1レビュー記事です⇩

七工匠 7Artisans 50mm F1.1レビュー

皆さん、こんにちは。 前回は、Leica M8を購入したらLeica純正レンズが欲しくなり、Elma ...

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7Artisan 50mm f1.1レンズで2m位で距離計調整をきっちり追い込んでいきテスト撮影すると無限遠での二重像がズレてしまいます。

Leica純正レンズのElmar-M50mmでも無限遠は若干ズレを感じていましたが。

そこで、Leica Ginzaのライカジャパンカスタマーケアに距離計調整のため、M8を出してきました。

Leica Ginza

ライカ銀座のWebサイトを確認すると2020年12月現在、ライカジャパンカスタマーケアでは新型コロナウイルス感染拡大防止、および窓口の混雑緩和のために予約制になっていました。

私の勤め先からライカ銀座までは自転車で15分ちょっとといった感じなので、今回は直接店舗にM8を持ち込もうと考えましたが、先ずはまだM8のサポートを行っているか?という点が一番気になるところです。

実は事前にネットでM8の修理や距離計調整の記事を調べてみたが、最近更新されている記事は見つけることが出来ませんでした。

って事でとりあえず、ライカ銀座のカスタマーケアに直接電話をしてM8の距離計調整が現在も可能かを確認してみたところ問題なくできますとの回答、ほっと一安心。

そのまま、日付と時間の予約をさせて頂きました。

そして、予約日にライカ銀座に来店!

ちなみに、ライカ銀座は東急プラザ銀座の裏手にあります。

ライカ銀座は1階が販売ブースで2階にギャラリーがあり、その奥にカスタマーの受付があります。

2階に上がる階段の壁にもヴィンテージライカ等が展示されていて楽しむことができます。
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2階のギャラリーです。

スッキリとしていて清潔感があり落ち着く作りです。
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カスタマーケアの受付に到着すると、担当者の方から距離計がどのようにどのくらいズレているかを確認されます。

私はとりあえず後ピンなんですがと答えると、どのくらいズレてますか?と質問されました。

私が悩んでいると、2m位で2~3cmですかって言われたので、すかさず私はそんな感じだと思いますって答えました。(笑)

そして、絞り値はどうですか?って尋ねられたので、絞っていけばピントズレは当然目立たなくなりますが、基本的に絞りは関係なく後ピンであると思いますと回答しました。

最後にセンサークリーニングもしておきますって言われ、料金と納期の説明をされ終了です。

気になる料金は、税別¥3,000ーと説明されましたが、センサークリーニング込みでこの料金は良心的だと感じました。

そして、作業日数はだいたい一週間程と説明されましたよ!

下の画像が受付書です。

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調整の終了

そして待つこと6日後に作業終了の電話を頂き、私はその日のうちにまた自転車でM8を受け取りに行ってきました。

下の画像がその時のレシートです。正直この料金なら1年に一回位は距離計調整とセンサークリーニングに出してもいいかなって思いました。

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戻ってきた私のLeica M8、待ってたぞって感じです!

実際は、このビニールの上にプチプチできちんとパッキングされていました。

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嬉しい誤算

もう一つ嬉しい誤算が...

私のM8は、購入した時からファインダー内に一カ所小さなホコリが付着していました。

このホコリは、実際ファインダーを覗いても目視では確認できる物ではなかったので気にはしていなかったのですが、なんと距離計調整とセンサークリーニング後に自宅に戻ってM8を確認してみると、ファインダー内のホコリもすっかり無くなっていましたよ!

このような所もしっかりメンテナンスしてくれる、ライカのカスタマーケアの素晴らしさを感じ、私は非常に嬉しい気分に浸りました。

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距離計調整後の作例

では、距離計調整後の作例を少し紹介しておきます。

最初の3枚は、Elmar-M 50mm F2.8で撮影しました。

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Leica M8 ,Elmar-M 50mm F2.8

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Leica M8 ,Elmar-M 50mm F2.8

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Leica M8 ,Elmar-M 50mm F2.8

次の1枚は、Voigtlander Color-Skopar35mmf2.5で撮影。
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Leica M8 ,COLOR-SKOPAR 35/2.5

最後の2枚は、7Artisan 50mm f1.1です。

ちなみに、このレンズは距離計連動アジャスト機能が付いているので、M8の距離計調整後に再度レンズ側のアジャスト調整も行いました。

2枚ともf1.1の開放での浅いピントで撮影しました。
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Leica M8 ,7Artisans 50/1.1

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Leica M8 ,7Artisans 50/1.1

まとめ

結果的には、現在私が所有している3本のMマウントレンズのピントが無限遠を含めてほとんど気にならない程度まで改善しました。

特にLeicaのElmar-M 50mm F2.8に関しては、レンズ性能を見直すほどシャープに写るようになったと感じ、さすがLeicaレンズ!と見直す結果でした。

もし、距離計調整が行われていないM型ライカを中古で購入された方は、是非一度ライカカスタマーケアで距離計調整に出されることをお勧めします。

ライカカスタマーケアでは、インターネットでの申し込み、及び作業終了後の発送サービス等も行っているそうなので、気になる方はライカカスタマーケアに問い合わせをしてみて下さい。

って事で私にとって、Leica M8は更にお気に入りカメラになりました。

やばいやばい!他のカメラもちゃんと使わなきゃね!

まだバッテリーは、新品で購入可能ですよ

-Leica M8