折りたたみミニベロ

トランジットライトの組み立て

皆さん、こんにちは✨😃❗

自粛生活どうお過ごしでしょうか?

とは言っても、仕事内容によって全く自粛のスタイルが変わってしまうと思いますが。

ちなみに、僕は4~5月いっぱいまで週に3日程度の出勤で、休みの日は愛犬の散歩とスーパーに買い物に行く程度で、後は自宅でニュースを見ているか自転車をいじっているか、、、、

6月からは、仕事がある程度通常モードでスタートするので良いやら不安やらといった感じです。

今回の作業内容

さてさてトランジットライトの組み立て状況ですが、今回はハンドルステム廻りとフロントフォークの整備をしていこうと思います。

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先ずはフロントフォークを抜いてベアリングのチェックを行います。

トランジットライトのヘッドパーツベアリングは、ベアリングといってもバラバラのボールが並んでいるだけのシンプルなタイプで、最近の自転車にはあまり使われていないタイプの物でした。

ボールの部分は思っていたよりは錆びていませんでしたが、今回は全てのヘッドパーツを新品に交換することにしました。

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ヘッドパーツを全て新品に交換することにした理由の一つが、写真を撮っている余裕がなかったので画像はありませんが、フォークポストのネジ切り部分の錆がひどくネジ込みタイプのトップカバーが全く緩まなかったため、トップカバーのスプライン部にマイナスドライバーを当てハンマーで叩いて緩めた時トップカバーに傷がついてしまったため、全てのヘッドパーツを交換することにしました。

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クラウンレースは、思ったより簡単に抜き取ることが出来ました。

クラウンレースを抜き取るための専用工具もあるようですが、クラウンレースも再利用しないので、下側から見えている部分にマイナスドライバーを当てて叩いて抜きました。

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クラウンコーンリムーバーです⇩

購入したヘッドパーツ

今回僕が購入したのは、タンゲセイキ製のヘッドパーツセットです。

自転車のヘッドパーツの交換自体初めて行うので、最初はどのような商品を購入して良いか全く分かりませんでした。

ヘッドパーツには種類があるようで、ノーマル・アヘッド・ロープロファイルなど数種類形状の違うものがあります。

色々調べた結果、トランジットライトのヘッドパーツはノーマルサイズJISタイプのヘッドパーツセットを購入すれば使えることがわかりました。

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今回購入した、タンゲセイキのヘッドパーツ 1インチ (JIS)です。

購入したヘッドパーツは、ヘッドチューブ内径が30.0mmでクラウンレース外径が27.0mmです。

このサイズのヘッドパーツは、ママチャリにもよく使われているようですね!

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ヘッドパーツセットの交換

では、ヘッドパーツを交換していこうと思います。

先ずは、ヘッドチューブから圧入されている下ワンと上ワンを抜いていきます。

抜き方は、いらないシートポストをヘッドチューブに差し込んで、ワンの端にシートポストを引っかけて叩き抜きました。

トランジットライトは、アルミ製フレームなので思ったより簡単に抜けました。

次に、新品の下ワンと上ワンを圧入して行きます。

本来は専用工具が必要になるのですが、ヘッドパーツの交換なんて人生で何度も行う物でもないので、僕はホームセンターで長さ30センチ・太さ12ミリのボルトにシッカリしたプレートを2枚購入し代用しました。

ちなみにボルト1本とプレート2枚で250円程でした。

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ヘッドパーツ圧入工具⇩ 

下ワンから圧入していきます。
トップチューブ上側はこんな感じでプレートを入れてナットで固定します。

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ラジェットレンチを使って少しづつ締めこんでいきます。

片側がしっかり圧入できたら、反対側も同じように行いました。

両方を一度に行ってしまえばと思う人もいると思いますが、こういった作業は片方ずつ確実に行うことをお勧めします。

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次は、クラウンレースをフォークポストに圧入していきます。

錆が多かったフォークポストのネジ切り部分は、ワイヤーブラシ等で出来る限り錆びを落としておきました。

圧入方法は、このようにプラスチックのガイドを作ってクラウンレースに傷をつけないよう注意して行います。

ちなみに、この白いプラスチックはラジコンのホイールで真ん中をくり抜いた物を使いました。

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このラジコンのホイールがクラウンレースの外径にピッタリで、大活躍でした(笑)

ホイールの上に古いワンを乗せて、少しづつ端を叩いて真っ直ぐに圧入していきました。

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こんな感じにバッチリ圧入できました。

ここまで出来たら、後はフレームにフロントフォークを組んでいけばヘッドパーツ交換の完成ですね!

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フロントフォークを組み付ける前に、上下のベアリングにグリスをたっぷり塗っておきます。

フォースを組み付けた後に玉当たり調整を行って、ナットを締め付けたらヘッドパーツ交換終了!

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今回購入したタンゲ精機のスレッドヘッドパーツは、輪行ヘッドと言われていて、フォーク抜き輪行をする際にベアリング部がバラけること無くフォークを外すことが出来ます。
マイクロアジャスターと呼ばれるギザギザのワッシャーを採用することで、ヘッドの調整が容易になり、走行中にヘッドパーツにガタツキが出ることを防止してくれます。

出先でヘッド調整をしなくてはならない、ヘッド抜き輪行に適しているようですね!

グリスUPをする時は、鋼球脱落防止のリングを外してからの作業になりますので、作業性は落ちてしまいますが。

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ヘッド調整後、ナットを本締めしました。

トランジットライトにこのヘッドパーツセットは、寸法的にもピッタリでしたよ!

やっぱり、ピカピカで新品は気持ちいいですね~

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まとめ

今回は、トランジットライトのヘッドパーツセットを新品に交換する作業を行いました。

この作業は圧入されているパーツが多く、本来は専用工具がある程度必要になってしまいます。

自転車を何台も所有して自分でメンテナンスをしょっちゅうしていない限り、頻繁に行う作業でもないので、僕は専用工具を購入せずに作業を行いました。

ですが、キッチリ作業を行いたい方は、やはり専用工具を使うことをおすすめします。

目値される方は、トラブルがあっても自己責任でお願いしますね!

僕の買ったものより少し高級なヘッドパーツセット⇩

おまけ

トランジットライトの組み立て作業の合間に、『RALEIGH』のばらし作業もどんどん進行させています。

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まあ、ばらし作業に関しては、組み立てに比べればあっと言う間にフレーム単体になってしまいました。

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ホイールハブも再利用したいので、ホイールもバラバラにしてみました。

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今回はここで作業終了です。

次回、ブログを更新するまでにどこまで作業が進むか楽しみです。

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